運命やいかに。

KKIICHIIIのブログ

バンドを終えて その①

バンドを終えて、

 

バンドマンとしてのキイチくんを一旦終えて、

 

ひとりのアーティストとして、きゃりーぱみゅぱみゅさん、中田ヤスタカさんが所属するアソビシステムの新部署、ASOBINEXTと言うところに所属が決まって。

 

僕の音楽人生

先はとても明るいんです!

 

 

がその前に。

 

バンドを終えて、、

 

今までの僕のバンド人生を振り返ってみると

 

高校一年生んときの軽音部からはじまって約9年。

 

気が付けばいままでの人生の3分の1以上はバンドしてました。

 

バンドではなく楽器を始めたのはもっと前、小6の頃。。。かな?

 

親が山崎まさよしのファンで、アコースティックギターを買ってくれたのがきっかけで

 

コードを覚えて

山崎まさよしをコピーしたりオリジナルで曲作ってました。

 

キイチはギターが弾ける。

 

そんな噂を聞きつけて、高校の同じクラスの大ちゃんが軽音部に誘いたいと

 

言っていると

別のクラスの軽音部の女子が勧誘してきてまんまと軽音部に入りました。

 

 

ギターが弾けるからという理由で軽音部に入ったのに何故か担当パートはドラム。。。

 

高校3年間、軽音部に誘ってきた大ちゃんと、ベースのやっさん、ギターの鳩ちゃんとブルーハーツと銀杏BOYSのコピーで青春をしました。

 

すごく楽しかった、大ちゃんからいろんなインディーズバンドを教えてもらって、やっさんからはローリングストーンズからはじめ洋楽をたくさん紹介してくれて。

 

やっさんは筋肉すごかったので僕の彫刻作品のモデルになってもらったり、体育祭の応援団で共に涙したり

 

これぞ青春って感じでした。

 

 

高校3年になる頃、大ちゃんとやっさんが外バン(軽音部以外での他校の人と組むバンド)として童貞ピーターパンってバンドを始めました。

 

それに対抗する、と言うのと

自分で曲を作って歌いたいからって言う理由で

 

僕もライブハウスで出会ったドロドロのギターこと童貞のアキラっていうやつと組んで外バンを始めました。

 

僕の高校は美術系の学校で、みんな世間の流行りに流されることを嫌うからか何故なのかはわからなかったけど

 

その頃は僕の学校や、通っていたライブハウスなどで泥臭い青春パンクが一番イケてるとされていて

 

共学で女子が9割を占めている美術学校にもかかわらず

 

男子みんなして童貞を誇りに掲げた日々過ごしていました。

 

そんなちょっと歪んだ高校時代、、、、、、。笑

 

その変な厨二的に泥臭い中から生まれたのが大ちゃんとやっさんのバンド、童貞ピーターパン

と、僕と童貞のアキラ率いるバンド。

 

名前は原ZIN。げんじんって読みます。

 

 

 

 

若すぎる。。。笑

 

2013年やって、、、7年前、、!!!

恥ずかしいけどこの際やから全部晒しますね。笑

 

 

 

一方童貞ピーターパンはさすがに改名することになるのですが、。

 

 

 

 

 

 高校三年の冬、

 

やっさんがマンションから飛び降りて亡くなりました。

 

 

 

 

遺書はとても長い日記みたいな感じで、色々書いてありましたが

 

その中の一部分にこう書いてありました。

 

 

このまま高校を卒業して、

親が選んでくれた大学に入って(僕と共に大阪芸大に通う予定でした。)この先に敷かれている人生のレールのようなものの上を走るのが辛い。

 

そのレールから外れる方法はこれ以外思いつかなかった。

 

 

 

 

 

 

だいたいこんな内容でしたが、僕はこの部分に深く共感してしまいました。

 

 

このまま大学行って

 

 

 

大学の奨学金を返済すべく就職を決めて

 

 

結婚して

 

 

子供作って

 

年老いて

 

死んで行く。。

 

 

きっと思春期の誰もが感じたことがあるであろうこの悩み。

 

 

竹原ピストルのなんかの曲の歌詞でも言ってましたね。

 

 

人とは違う生き方をしてやるんだって、人と同じことを思いながら

 

俺はただ生きて

 

死んで行くんだろう。

 

 

って。笑

 

 

 

なんとなく見据えてしまってからくる無力感。

 

 

でも自ら命を断つのは絶対に間違ってることだけは確か。

 

 

ならば

やっさんはそうするしかなかったのなら

 

僕は逆に生きてそのレールから外れてやる。

 

 

 

僕にとってのその方法は音楽であり、バンドだ!

 

と当時の僕は強く決心しました。

 

 

やっさんの分も必ず生きて成功して

 

普通と言う名のレールから外れてやると誓いました。

 

 

 

 

そして大阪芸大に入学し(その後もちろん中退。)、しばらくして原ZINは解散。

 

僕はやっさんの後釜として、大ちゃんのやっていたバンドにベーシストで入ることにしました。

 

 

童貞ピーターパン改め、THE噛ませ犬と言うバンドです。

 

 

 

 

なつかし笑

(実はこの動画の中にpajama d'red元ギターの愛ちゃんが映っているので探してみてください笑)

 

やっさんの死を、同じ悲しみと苦しみを

経験したメンバーで、悲しみを乗り越えるように、と言うか

 

乗り越えるために必死に演奏しました。

 

 

Please Say Good-byeと言う曲はやっさんの曲です。作ったのは大ちゃんやけど。笑

  

そう思ってこのMV見てみるとよくわかります。

 

 

 

そんなこと、俺がネタバレしていいのかわからんけど。笑

 

ちなみに童貞のアキラは今上京してナックルチワワと言うバンドで猫耳つけて猫のアキラをやっててとても元気しています。

 

 

 

 

つづく。