低予算DIYシルクスクリーンでアンディウォーホルに俺はなる活動
はじめまして!キイチです。
今回からブログをはじめます。
いままでアメーバとかデコログとかで書いてはいたんですが、続かず
内容も意味わからなかったので今回からちゃんとした内容で続けようと思ってはじめました。
今まではたしか全部の内容をSFみたいにして、自分の出来事を気持ち悪いストーリーに仕立て上げて高校生の時からほんのちょっとだけ書いてました。それは続かないですよね〜
さて、その記念すべき第一回目としてキイチ23歳。日本のアンディウォーホルになろうとおもいます。
しかも低予算で。
略してアー活。。
笑
アンディウォーホルといえば、、アメリカの画家、版画家、芸術家として1960年代活躍した世界を代表するポップアートの巨匠。
僕の代からしたらおじさんたちが大好きなベルベットアンダーグラウンドのジャケット、バナナの絵で有名なひとですね。
知らない人もこのバナナの絵は見たことあるのではないでしょうか。。
一応著作権とかよくわからないので「アンディウォーホル バナナ フリー素材」で調べたらでできた画像を載せておきます。
見たらわかりますよね。あれです。あのバナナです。
画家、芸術家とは言いますがズバリ、、アンディウォーホルと言えばシルクスクリーンです。
シルクスクリーンって何?と思ったあなた!学生の頃美術の点数低かったですよね。普通科で高校、大学と過ごしてきたんではないでしょうか。
笑
ごめんなさいこんな事を言うから美術系の人たちが意識高いだの気取ってるだのいわれるんですね。笑
ちなみに僕は芸大ですが中退です。
そんなことはさておき、シルクスクリーンとは版画の一種です。細かい技法は追い追い話していきますがプリンターを使わないTシャツ製作はこのシルクスクリーンという技法が使われています。
今では版の製作(印刷する版画の版の部分)を自動でデータで作れるようになりましたが基本的には大昔から仕組みは変わっていないアナログな方法なのです。
僕はこのシルクスクリーンが大好きです!
とあるロックバンドをやっている先輩が僕に深夜の電話で言っていました
シルクスクリーンはロックと一緒やで!スタジオ練習で準備した曲もライブでは一発で失敗が効かない。まさにシルクスクリーンと一緒!どれだけ精巧に作った版も刷る時は一発!失敗はきかない。。。アーユーレディ???ロックンロ(以下略
というわけでアンディウォーホルになるアー活第一回目として今回はシルクスクリーンを最低限抑えていこうと思います!
さて、、シルクスクリーン僕は芸大に通っていた経験もありなんとなくやり方は知っていますが確かすごい大きな観光機という機会を使います。。
僕の部屋は6畳のワンルームなので置く余地がありません。
散らかっていてすみません。。
家でできるTシャツ君なるものがあるのですが安くて1万2千円。
お金ないバンドマンの僕には厳しい話です。
そこで、ホームセンター、100円ショップ、画材屋さんをはしごしてシルクスクリーンが家でも出来る材料を集めました!それがこれです!!!
笑
細かく説明していきます、、。
まずはこれですね。何かと言うとカッティングシートです。DIYする人ならわかると思いますが色のついた耐水性のシールです。1メートル1000円ぐらいでホームセンターに売っています。本格的なシルクスクリーンでは観光乳剤というものを作るのですがそれの代わりですね。どのように使うかは追い追いわかります。
続いては、、、
言っていなかったですが僕は僕はバンドをやっていて、そのグッズ製作も兼ねて製作するつもりなのでTシャツに印刷するために洗濯しても落ちないアクリルガッシュと、それを伸ばすノリの役目を果たすメディウムです。それぞれ500円前後なので、一般的にTシャツ用に売っているインクより安く作ることが可能なんですね。
それを混ぜたものがこちら。
こうして瓶にいれただけで楽しくてしょうがないあなたはアー活の素質があると言えるでしょう。
続いてはこちら。
これは僕も画材屋さんに行ってびっくりしたんですが、スクイージーと呼ばれる刷るときの道具で
僕の知ってる本格的なやつの進化版、、なのかな?なんと100円台で手に入りました。
やはりシルクスクリーンは技法が昔からあまり変わってないだけにこう言う細かな気の利く進化があるのですね。
そして
フレームとメッシュです。
フレームは100円ショップで売ってた写真入れの枠です。
メッシュは画材屋で1000円ぐらいで売ってました。だいたい80メッシュから120メッシュが初心者にはオススメらしいです。
これはそう、誰もが知ってる小学校の必需品!カーボン紙です!個人的にはカーボン紙も大好きです。なぜなら写った線のタッチが柔らかくて良い線が描けるから。。。なんてちょっと芸大生みたいな事を言ってしまいましたすみません。
画材の細かい話はまた今度ちゃんとしようと思います。
あとは細かい機材です
左の2つはインクを混ぜたりするための道具です。インクがすくえたらなんでも良いです、ヘラでも良いですが100円ショップでバターナイフを買いました。右のカッターナイフはデザイン用で、角度が鋭くなっていますがそれぞれ使いやすいカッターナイフを使ったら良いと思います。もちろん普通のカッターナイフで十分です。
こだわる人はこの道具良いの買ってみても面白いかなと思います。僕も道具は好きなので。
それでは実際作っていきましよう!
まずはデザインですね。今回はこのおっさんのデザインにしましょう。
それをトレーシングペーパーでトレースします。
ここからは大きさが気に入らなかった人のためにパソコンを使って拡大、修正します。この工程はパソコンが無ければコンビニのプリンターをつかったり、そもそもデザインの段階でベストな大きさを作ってしまっても全然大丈夫です。僕の場合はデータも欲しいのでスキャンして修正などします。
プリントして出てきました。
次に、カーボン紙を使ってカッティングシートにデザインを写していきます。
できました!
そしてここからすごく気合がいる作業、写したデザインの黒になる部分を切り抜いていきます。(あとで気づきましたがヒゲを忘れました。きっとこの人のヒゲは無い運命なんでしょう。)
コツは細かいところからやる事です。なぜなら大きな部分を先に切り抜いてしまうと後で細かいのを抜くときに紙の強度が落ちてやりにくいからです。
僕はもう4回目になるので30分ほどでこのぐらいデザインなら抜いてしまいますが、より難しいデザインなら結構根気がいるので始めはシンプルなデザインで良いと思います。
できました!
ここでこのカッティングシートは置いといて、
版の製作をしていきたいと思います。
まず、枠に合わせてメッシュを切ります。
そして、側面と底辺をホチキスで留めていきます。
これが意外と大変なんです。僕は版作るのは5回目ですが5回発狂しました。
これが5回の発狂の跡です。。。
そこまでできたら、留まってない方の角のメッシュを思いっきり引っ張ってガムテープで止め、剥がれないうちにホチキスで止めてしまいます。
残りの辺もガムテープで引っ張りながら止め、ホチキスで留めていきます
全部できたら、たるんでるところを同じ様にガムテープホチキスで補強。やりすぎるとメッシュが破けてしまうのと、そこまでピンピンに引っ張られた状態じゃなくても案外上手くいくのである程度諦めましょう。
そして可能な限りガムテープを剥がし、上からマスキングテープで覆っておきます。水洗いするのでマスキングテープはとても重要です。
版が完成しました!
ここまでできたら先ほどのカッティングシートを底面に貼ります。
この作業も諦めが肝心!結構難しいので慎重にやりましょう。
間違えず底面に貼ってくださいね。デザインが逆転してしまいます。
そしてデザイン以外の部分をマスキングでインクが漏れない様にします。
できました!いよいよ刷っていきましょう!
インクをのせて。。。
一度版を浮かせて馴染ませます。
そして刷りたいものに直接のせて刷ります!!!
おお〜〜〜!!!
いい感じ!
これをTシャツに刷ってみます!
おお〜!!!
そして洗濯しても大丈夫な様にアイロンで圧着していきます。
そして完成!
おお〜!!!!
というわけで、これでアンディーウォーホルに一歩近づきました。
次回のアー活は最高なデザインを生み出す方法について書いてみようかとおもいます!
今回は作ったTシャツやその他今まで作ったTシャツは
にて購入できます!チケットの予約は
http://pajama-d-red.com/index.html
こちらから!
是非遊びにきてください!
では!